お茶についてのQ&A
Question & Answer

よくあるご質問
美味しいお茶の入れ方を教えてください。
お友達やご夫婦で、美味しいお茶を頂きながら、ちょっと優雅な時間を過ごしてみませんか?
美味しいお茶の入れ方を、5つのステップでご紹介致します。
お湯を冷まして適温に
人数分の茶碗に、お湯を8分目ほどいれて冷まします。ポットから茶碗にお湯を注ぐと、5℃〜10℃ほど下がります。冷ます目安は以下の通りです。
お茶の種類に応じた適温例
茶葉は人数分用意
1人分2〜3gとし、人数分のお茶の葉を急須に入れます。ただし、1人のときは少し多めの5g程度、逆に5人以上の場合は1人分2gと少なめにします。
※大さじ1杯で約5gです。
いつも使っている茶さじ1杯分の重量を、あらかじめ量っておくと便利です。
慌てずゆっくり侵出
湯冷まししたお湯を急須に注ぎ、普通蒸し煎茶は約1分、深蒸し煎茶は約30秒待ちます。
葉が6〜9分目開いたころが一煎目を出すポイントです。
少しずつ均等に廻し注ぎ
人数分の茶碗に少しずつ、数回に分けて注ぎます。
これを廻し注ぎといい、1、2、3 と注いだら、3、2、1 と戻り、これをくり返します。
こうすることで全ての味と量が均一になります。最後の一滴まで絞りきることが大切です。
二煎目も美しく頂くために
急須の中のお湯はしっかり注ぎ切りましょう。そしてふたを少しずらして、中の熱を逃がします。
ふたをしたままでは中の茶葉が蒸れすぎて二煎目の美味しさが半減してしまいます。
一煎目よりもやや高い温度で、お湯を注いでから約10秒待ってから茶碗に注ぎます。
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産地表示について教えてください。
平成15年4月まで、産地表示の基準は明確化されていませんでした。その見解が示された直後、当社では、
「静岡に居を構える以上、産地表示は100%が当たり前。お客様のご希望通り、当該産地100%で提供する。」
とする基準を、社長自ら発表いたしました。
静岡県外を茶産地とし、静岡県内で仕上られたものについても、『生産地主義』 に基づき、産地表示に厳しく対応しています。

※平成16年4月に日本茶業中央会より発表された産地表示の明確な基準は、
『同一産地の荒茶が100%の場合のみ○○茶、50%以上100%未満の場合は○○ブレンド』
となっています。
(日本茶業中央会『緑茶表示基準』による)
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代表的なお茶の産地ってどこですか?
エリアマップ
県内の有名茶産地の多くは
川の流域に作られている
静岡県はお茶の産地として有名です。
茶市場のある静岡市葵区安西には、多くの製茶問屋が存在し、新茶のシーズンになると、町中が新茶の爽やかな香りに包まれます。
そんな静岡県内の有名な茶産地を、西からご紹介いたします。
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1. 天竜 ・ 春野 ・ 森 茶産地
県西部、太田川上流地域と天竜川上流地域を中心にして、山の沢沿いに茶園が広がっています。
2. 中遠 茶産地
小笠山周辺と牧之原に接する地帯の茶園を主体にし、磐田原台地も含む地域です。
丘陵地の茶園が多く、「特蒸し茶* ・ 深蒸し茶」の産地として古くから知られています。
※ 特蒸し茶 ・・・ 深むし茶より長い時間蒸したもの(極むし茶とも)
3. 牧之原 茶産地
県中部の大井川の西岸大地に広がる大茶園です。
明治初年に、徳川幕府の幕臣や川越人足らの手によって開拓が進みました。当時不毛の地として誰もがかえりみなかった牧之原は、現在広大な茶園が続き、静岡県下最大の茶産地となっています。
ここには、国立・県立の茶業試験場があります。
4. 川根 茶産地
南アルプスを源にする大井川の上流域に沿った山間斜面に茶園が広がっています。
やわらかな朝霧につつまれる恵まれた立地条件と農家の努力で、古くからの銘茶産地として、全国にその名が知られています。
5. 本山(ほんやま) 茶産地
静岡市を流れる安倍川流域を中心とした産地で、上流域は本山と呼ばれる良質茶産地です。
歴史も古く、特色のあるお茶を生産しています。
6. 清水 ・ 庵原 茶産地
静岡市清水区(旧清水市)の日本平や興津川流域を中心とした産地で、山間斜面に茶園が広がっています。
7. 富士 ・沼津 茶産地
富士山西南裾野地帯 ・愛鷹山の南麗の丘陵地帯に茶園が広がっています。
お茶の栽培では歴史が浅いですが、その分近代的な栽培が行われています。